自己肯定感について。アニメとか本とか映画とかからの学び・感想。

どんなことも、自己肯定感につながると思うのだ。なので、学んだことを記していきます(無理やりのときもあります)

【映画】「ゼロ・グラビティ」の感想

一言感想。

「完全なる孤独」ってマジで恐怖。

 

昨日、夫が休みで。

何見ようかな~って言ってて、

私は在宅で仕事してるんで、

「あ、映画観るの?じゃあ別室行くよ」

って言ったら

ゼロ・グラビティだよ?なんの邪魔にもならないよ」

と言っていた。

失礼じゃね?(笑)

 

私、てっきりジョディ・フォスターだと思い込んでて、

宇宙服着てるから全然わからなくて、

「サンドラブロックじゃん!」

って途中からなった。

あと、途中から

「あ!この声、ジョージクルーニーじゃね?!」

ってなって、

結構、有名人つかってんだなあって。

って言っても、ほぼ二人、です。

というより、

ほぼサンドラブロックです。

サンドラブロック、上手なんだなあ。

「ザ・インターネット」でもほぼ一人だったもんね。

1人で魅せられるのって、あとジョージクルーニーしかしらん。

おお、この二人が共演しているということは

そりゃ、見られる映画になるわけですよ。

 

今回はね、あらすじはむっちゃ短いです。

最後まで行きますよ~

 

宇宙ステーションで3人で船外活動してる。

もう一人は、ほとんど出てこない。

で、唯一女性であるサンドラブロックが、

まあ、博士なんだよね。

作業をしているんだけど。

ちょっとピリピリしやすい人。

っていうか、こういう人、

宇宙飛行士からすぐ外されるのでは?

って思いましたよ。

宇宙兄弟」見てるとさあ。。。

宇宙兄弟」は、ちょっとしか読んでません。

選考のところくらい。

 

そしたらさ、ロシアが自分の衛星を爆撃したらしくて、

その破片が飛んでくるの。

最初は軌道が外れているということだったのに、

他の衛星にあたったりして軌道がかわっちゃって

すごい勢いで飛んでくる。

「早く船内に戻って、帰還しろ!」

って言われて。

ちょっともたついてたサンドラブロックのところに

ジョージクルーニーがやってくる。

この、相手をやさしくたしなめるというか、

その言い方が、最高です。

ジョージクルーニー、エロい。

もうその声が、そのしゃべり方が。

それまでくだらないことをただただしゃべっていたんだけど

それも、相手を和ませる術なのかな。

そのときは気づかなかったのに。

「ほら、ストーン博士、早く」って急かすでもなく

本当にやさしく、たしなめる。

いや、あれ、女性イチコロだわ。

私はコロッと行きましたよ。

「あ!ジョージクルーニーじゃん!!!

マジか!!!」って。

(ジョージクルーニーについて語る)

 

で、そうこうしているうちに、

衛星の破片が飛んできてしまう。

もう一人の宇宙飛行士に直撃してしまい

やられてしまったぽくて、

サンドラブロック扮するストーン博士は

宇宙空間に放り出されてしまう。

このときの絶望感がほんとうに半端ない。

マジで宇宙なんて行きたくないと思ったし、

死ぬときってこんな感じ?

ぐるぐる回転しちゃってるんだけど、

空気抵抗がないから止まらないし、

だんだんジョージクルーニー扮する

マット・コワルスキー中尉の声も聞こえなくなってくる。

自分が遠くに飛ばされていくことがわかって、

でもどうすることもできない。

絶対酸素がなくなるじゃん。

うわあ。。。って思った。

キッツ。あの状況。

もう、サンドラブロックがむっちゃパニックになるんだけど、

わかる。無理。

 

そしたらさー!

ジョージクルーニーが助けに来てくれるんだよー!!

なんか噴射するのを持ってたみたいでね?

抱きとめられたときに

「俺の顔がかっこよすぎて驚いたか?」

って、いや、そうですよね。

かっこよすぎて驚きますよね。

2人でロープみたいのをつないで、

少しずつソユーズに向かう。

その間に、遺体を回収に向かう。

「酸素があと10%だ」とかサンドラブロックは言う。

いやあ、パニックになりますよね。

「酸素を使いすぎだ。落ち着け。」

っつって、「会話」を始めるんだ。

そのときにさ、それまでは「ストーン博士」って呼んでたのに

「ライアン」ってファーストネームで呼ぶの。

いや、そこがすごくよかった。なんか。

よくわかってる。

相手の心をつかむというか、落ち着かせるというか。

「君と僕は絶対に離れない。絶対だ」とかいうし。

天才的に優しい役なんだよ。

あとね。

そんな状態になって、ストーン博士は

「シット!」とか「ふざけんな」とか

もう散々愚痴るわけですよ。

ま、そりゃそうだわな。

そしたらさ、ジョージクルーニー

「そうだよな」「その通りだ」って

全肯定してくれるんだよね。

そのうえで

「美しいだろ。この風景ともうすぐ終わりかと思うと

残念だ」

みたいなことを言うんだ。

あんな目に合っていても、

それでも好きなんだね。本当に。

なんというか、心から愛している感じがした。

この景色を。

 

でね。遺体を回収して、ちょっとずつソユーズに向かう。

「いいニュースがあるぞ。あと5分でソユーズだ。

悪いニュースもあるぞ。連続船外活動の最長記録には10分足りない」

でさ、本当はソユーズになんとかつかまりたかったのに、

うまくいかなくて。

マットはライアンを助けてくれるんだけど、

反動でライアンは飛んで行ってしまう。

なんとかライアンはマット中尉をつかむんだけど、

マットは気が付いている。

このままでは二人とも漂流する羽目になると。

「いいか。君は戻れ。絶対に地球に戻ると約束しろ。」

って言って、自分で切り離す。

「いやだ、いやだ」って言ってもね。

少しずつ、今度はマットの声が聞こえなくなっていく。

「これで船外活動記録を超えたな。

ガンジス川に太陽が反射している。

とても美しい」

といった声が聞こえてくるんだ。

自分が最後だというのに。

 

ライアンはまた90分単位で飛んでくる衛星をかわしながら

なんとかソユーズに戻る。

中はめちゃめちゃ。

通信はもう途切れているけれど、

一方的にしゃべる。

聞こえているかもしれないから。

で、ソユーズ内で火の手があがっちゃって、

そこから逃れたり、

ソユーズから小さい宇宙船を切り離したり、

もう大変だね。全部自分でやらないといけないから。

でさ、その切り離した宇宙船で、

中国の衛星に行きたいんだよ。

そしたらそれで地球に戻れるから。

でも燃料が切れていて。

ライアン、キレる。

通信をいろいろやってみたら、

言葉のわからない国のAMとつながって。

犬の声がしたり、赤ちゃんの声がしたり。

娘さんを亡くしているライアンは、

それを聞きながら、

「もういいや。死のう」って思うのね。

そしたら、幻覚が見える。

外からマットが入ってくる幻覚が。

「全部電気切ってるのか。暗いな。

ここは心地いいよな。

すべてが無で。

諦めるなよ。帰るんだ、地球に」

みたいなことを言われて、

目が覚める。

「よし、やれるだけやってみよう」って。

何か方法を思いついて、中国の衛星に向かう。

船外に出て、シャフトから中に入って。

よくわかんないけど、マットが残してくれた説明書を見ながら

「一緒だって言ってたし」

って言って、

「ど・れ・に・し・よ・う・か・な」

でボタンを押すんだよね。

漢字が読めないから!

(イニミニマニモでしたけども)

いやいや、もう、もう、しょうがないけども!!!

 

最後、大気圏に突入するときに

「ヒューストン!」

って一方的にしゃべって

「結末は2つしかない。

無事につくか、10分後に焼け死ぬか。

どちらにしても、

最高の旅だわ!!」

って言うの。

なんか、ここが泣けたよ。

「絶対帰るんだ!!」っていう、

やってやるんだ!っていうその気持ち。

それまで、誰かに頼ってた。

もういないマットに頼ってた。

でも、本当に自分がやるしかない。

やるぞ!っていう、その気持ちが。

泣けた。

で、無事、地球に帰りました。

もう、ピットの扉開けちゃうから!

水がむっちゃ入ってきちゃって。

水中で宇宙服を脱いで、水面に浮かびあがり、

陸にたどり着いて、土をつかむ。

いとおしそうに、地球を感じるというか。

で、立ち上がっておしまい。

 

内容はね。たいしてなくて。

サンドラブロックがむっちゃうまい、というのと、

ジョージクルーニーがまじ王子様っていうことでありました。

 

っていうか、むっちゃ体張ってんな。

どうやって撮ってるんだろう。

すごい、ちゃんと宇宙空間の中を泳ぎまくっております。

全部CGだったらびっくり。

あと、サンドラブロックが2回宇宙服を脱ぐ箇所があるんだけど、

そこがどちらもとても美しい。

え、いくつ?

47歳のときだって!!!(Wikiより)

ビックリ!!

あまりに美しいですけれども?!

 

この話を見てさ。

「本当に一人になる」

って、マジで怖いと思った。

宇宙空間に放り出されて、

何もない。

本当に「一人っきり」

これ、マジで怖かった。

地球に住んでいる限り、

「完全に一人」になることはほぼない。

というか、ない。

人間とは隔離されたとしても、

他の生物がいるから。

完全なる孤独。

これは、本当に怖かった。

確かに、たくさん人がいるからの孤独とか、

そういうのもある。

でも、こんな「完全な一人」というのを

初めて見た。

これは、本当に怖かった。

誰かとつながること。

それだけで、人は心が安らぐんだ。

そして、自分の心が安らげる人と

一緒にいるべきだ。

大丈夫。

好きでない人を排除したところで、

地球にいる限り、

「絶対的な孤独」になることは

絶対にないから。

と思いました。まる。

 

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