自己肯定感について。アニメとか本とか映画とかからの学び・感想。

どんなことも、自己肯定感につながると思うのだ。なので、学んだことを記していきます(無理やりのときもあります)

【鬼滅の刃遊郭編】最終話の感想というか、学び。

また鬼滅の刃遊郭編を見ちゃったよ。

もう、最初からまた見てます。

もはや、テレビで流れてないと落ち着かないくらいに。

 

■学んだこと

「本当につらい時に一緒にいてくれた人は、

 心から大切に思う」

 

なぜ最後に梅ちゃん(堕姫)は妓夫太郎と

一緒に行ったのか。

それは、やはりこれだろう、と思うのです。

本当につらいときに、一緒にいてくれた人。

おなかがすいて、寒くて、誰も助けてくれない。

自分じゃ何もできない。

そんなときに、一緒にいて励ましてくれた人。

その人だってつらかったはずなのに、

一緒にいて、大丈夫だって言ってくれた人。

そんなの、もう、大事にするしかないよね!!!

(泣けるわ。思い出し泣きできるわ)

 

これは、宇髄さんもそうだと思う。

本当につらい時に、一緒にいてくれたのが、

嫁ちゃんズだったんだろう、と。

自分が、「もう無理だ」と思ったときに、

奥さんが一緒に里を抜けてくれるなんて、

よく考えたらすごいことなのです。

 

妓夫太郎と梅ちゃん(堕姫)と

炭治郎と禰豆子の兄弟の対比が話題になった

最終話ですが。

これは、宇髄さんも対比になっています。

残酷にはっきりと言うと。

 

「兄弟を助けられた兄」と

「兄弟を助けられなかった兄」

 

という点で。

 

アニメではさすがに出てきませんでしたが、

宇髄さんは、兄弟を二人手にかけています。

父親に、生き残った兄弟6人で覆面をつけさせられて

殺し合いをさせられる、というもの。

二人殺したときに、宇髄さんは自分が今殺したのが

実の兄弟だったことに気が付きます。

で、里から抜けるんです。

 

いやマジ、宇髄さんの心に、どれだけの罪の意識があるのか

考えたくないです。

 

で。

嫁ちゃんズはよくついていったな、と思うんです。

この、多様化が進んでいる現代でもなかなか難しい。

だって、嫁ぎ先から逃げ出すっていうことは、

実家とも縁を切ることになるんですよ。

兄弟や友人とも。

絶対帰れない。

 

突然言われるわけです。

今までずっと家業を継ぐために小さいころから

ずっと英才教育を受けていて、

その家業は自分も同じで、自分も同じように教育を受けてきて

自分よりも格が上の良く知らないその人のところに

「嫁ぎなさい」と言われて

「はい」と言って嫁いだその旦那さんが。

 

「兄弟を殺してしまった。

 もう耐えられない。

 俺は、実家と縁を切る。

 お前らは好きにしろ」

(多分、好きにしろって言ったと思う。宇髄さんは。

 あるいは、残れって。離縁しようって)

 

ついてく?これ。

ついてける?これで。

はっきり言うと、兄弟を殺した人だよ?

 

(まあ、英才教育って大変だよね、

 わかるよ、うちもそうだからさ。

 でもいくらなんでも、さすがにやりすぎでしょ、あの家)

って思いながら見てるわけでしょ。

で、

「わかりました。

 一緒に行きます」

って。

言えるかなあ?

 

多分、嫁ちゃんズは思ったんだと思う。

「あ、この人、自分で死ぬ気だな」

って。

そうですか、ってすることもできたと思うんだよ。

じゃあ、離縁ですね。残りますねって。

通常、そっちが普通な気もする。

だって、「その家」に嫁いだのであって、

「その人」に嫁ぐ、って考え方ではまだないと思うから。

それなのに、「家から抜ける」って言われたら

「いやいやいや、待てい!」ってなるでしょ。

 

でも、きっと、ここで

「はい、一緒にいきます」

と言えたということは

嫁いできたときから、天元さんを見ていて、

つらかったんだろうなあ、と思う。

嫁いできたときは天元さんのことをきっとよく知らなかっただろうけど

(だって、親があてがうんだもんね)

兄弟たちとの毎日の修行とか、鍛錬とかで、

そのたびに体もだけど、

心が傷ついていくのを

誰よりも近くで見ていて、

「危ないな」って思ってたんだと思う。

自分たちのこともきっと

他の男性からの女性の扱いと比べて

「え?優しすぎない?大切に思われてない?」

って思ったんだよね。

でさ。

天元さんが、「優しい」「繊細」ということに気が付いていったときに

件のことが起きて、

 

「兄弟を殺したのは、

 この人の意思じゃない」

 

と明確にわかるほどに信頼をしていて、

 

「ああ、この人は、このまま一人にしたら

 すべての業を一人で背負って

 自分で逝くことを選んでしまう」

 

そう思ったんだろうな。

そのくらい、ボロボロだったんだと思う。

だからすべてを捨てても

「この人を支えよう」

って思ったんだろう。

もしかしたら、

「里を抜けましょう」といったのは

嫁ちゃんズかもしれない。

このままでは、天元さんはおかしくなる、

と思って。

 

そう思うと、何もない状態の旦那さんと

一緒に抜けてくれた嫁ちゃんズたちを

何よりも大切に思う宇髄さんの気持ち、

すごく理解できました。

 

 

この嫁ちゃんズを天元さんにあてがうのに、

「相性をみて一族の長が嫁がせる」とのことだったですが、

一族の長はおそらく親父だろうから、

「人を見る目」は親父にはあったんだな、

って思うんだよ。

天元さんにこの3人をあてた、というのが。

いや、もしかしたら抜けてほしかったのかな。

天元さんが「異端」であることに

「優しい子」であって、

それも残したほうがいいことに

無意識に気が付いていたのかもしれない。

ある意味、煉獄パパのようだ。

 

は!妓夫太郎と梅ちゃんのことを書いていたのに、

宇髄さん愛が強すぎました。

 

 

妓夫太郎と梅。

宇髄さんと嫁ちゃんズ。

炭治郎と禰豆子。

 

これだけ信頼し合えるって、いいなって思います。

 

そして、信頼し合えるのに、一番大事なのは

 

「きちんと気持ちを伝えること」

 

だと思いますね!

これはまた、別の記事に。

 

 

※ここからは、すごいサイコパス発言(発現)します。

 ので、白反転します。

凄い、サイコパスなことを言いますけども。

いやさ、普通に考えて、

6人で殺し合いをしたら、

同じ訓練をしているんだし、まだ一番上が15とかだったらだよ?

年長者が勝つに決まってんじゃん!!

天元さんとそのすぐ下の弟が生き残ったのは

当たり前なんだよ。

まだ体ができあがってない、月齢が物を言う年なのに。

バカなの?!親父?!

私が親父だったらだな、全員15歳超えてからやるね、これ。

そうしたら一番上はすでに25才くらいになっていて、

使えるだろうし、もう次の世代(子供)がいるだろう?

そこからでしょ、やるならさ。

どうせ皆殺しにするんなら

そこまで育ててから、

死んでしまった、ようは「使えなかった」その息子家族たちを

皆殺しにすればよかったんだよ。

どうせ「使えない」と判断するんなら。

6歳が15歳に勝てるわけないだろ。

バカなのか。