自己肯定感について。アニメとか本とか映画とかからの学び・感想。

どんなことも、自己肯定感につながると思うのだ。なので、学んだことを記していきます(無理やりのときもあります)

でも、一番上司にしたいのは、Dr.stoneの石神千空だけどね~好奇心と自己肯定感~

鬼滅の刃のお館様と煉獄さんと宇髄さんの上司の素質について

昨日考察したのですが

【鬼滅の刃】産屋敷耀哉(お館様)、煉獄杏寿郎、宇髄天元に見る「上司の素質」 - アニメとか本とか映画とかの感想をつらつら書いてみた (hatenablog.jp)

 

私にとっての一番の理想の上司?像は

Dr.stoneの石神 千空(いしがみ せんくう)です。

上司、というか。上司とはちょっと違うかもだけど。

上司というより、指揮官にしたい、って感じかな。

ついていきたい、って感じ。

 

 

Dr.stoneは、コロナ禍で出会ったアニメです。

※もともとジャンプのマンガです。

 アニメから出会って、アニメでやったとこを

 マンガで買ってる感じ。

 現在も連載中!!ぜひぜひ!!!

 

はまりすぎて、何度も見すぎて、

セリフはもちろん言えるけれども、(もちろん!!!)

サントラをランダムで聞いても、

どのシーンかわかるくらいの時期がありました。

家族でドライブ中に子供たちと

「これは千空と司がなんちゃらかんちゃらのシーン」

とか当てっこしてて、夫が引いてました(笑)

 

設定としては、人間が突然石化して、

その4000年後の話。

すべての文明がなくなった地球で、

石から人間に戻った人たちが、

どう生きるのか、また、

石になってしまった人たちを助けようとする、

というサバイバル。

科学を使って、切り開いていきます。

って説明がへたくそ!!!

小西克幸さんみたいにプレゼンできるようになりたい!!!

 

 

科学に親しみやすくなるので、

理系に興味を持ってもらいやすくなると思います。

一応理系出身者として、

お子さんにぜひ見せてほしい!!

3話以降からむっちゃ面白いから!!!(笑)

 

 

私、結構、本とか、映画とか、(アニメは最近だけど)

見たり読んだりしてきた方だと思うんですよ。

(ちょっと古いのも多いけど)

いろんな人にも会ってきたと思う。

 

いろいろ見てきた中で、まあ、

「この人、素敵な上司!」とか

「ついていきたくなる!」とか

そういう人って、たくさん出てきましたよ。

ワンピースのルフィとかもそうだし。

 

 

ただ、石神千空には、

 

「心からついていきたい」

 

と思った。

 

「この人に使われたい」

 

と思った人に出会ったのは初めてです。

(人っていうか、キャラっていうか。)

 

 

通常、私は「うまいこと使われてなるものか!」

というあまのじゃくな、というか

反骨精神も強めなので、

ルフィとかも、「なんで戦わないといかんのん」とか

「なんでここでこんな痛いことしないとあかんのん」

とか、思ってしまうんですよ。

そんなにしなくてもいいじゃーん、

みたいな。

途中で「なんでこんなことやってるんだろう」って

急に冷静になりそう。

多分、「怠惰」なんでしょうな!私自身がね!!

少しでも楽したい、というか。

 

というのが、今までの人とかキャラとか。

 

 

でも、石神千空については。

 

「この人に使われたい」

 

って思った。

 

なんでなんだろう、って考えた。

鬼滅の刃の宇髄さん、大好きだし、愛してるし

なんなら嫁にしてほしいし、

煉獄さんだって大好きだし、弟になりたいし

(宇髄さんと違って嫁にはなりたくない)

お館様だって、「理想的だなあ」と思う。

 

でも、「部下として使われたいか」と言われたら、

何かプロジェクトで一時的に使われるならいいけど、

「この人についていきます!!」

っていう感じにはならないの。私は。

 

 

でも、石神千空なら、

 

「あなたが言うならなんでもやるよ。命令してくれ」

 

って思う。

 

 

それはなんでなのかな、って考えてた。

 

そしたら3つあった。

 

 

■1つ目。好奇心で動いている。

 

私はおそらく、

「恨み」とか

「憎しみ」とか

「悲しみ」とか

「怒り」とか

「後悔」とかでは、

そんなに動くことができないんだな、と思った。

 

「恨み」「憎しみ」「悲しみ」「怒り」「後悔」が

爆発的な力を発揮することは知ってる。

それによって、大きなことを成し遂げることも。

幽遊白書の幽助もそうだった。

「怒り」で力をコントロールしていた。

 

だから、「一時的なこと」なら

「恨み」「憎しみ」「悲しみ」「怒り」「後悔」で動ける。

 

でも、それは、私にとっては持続的ではない。

 

「摩耗」するんですよ。それだと。

マイナスなことというのは、悪いことではないのだけど、

それを心に「思う」とダメージがやってくる。

そう、「思う」だけで「ダメージ」がやってくるのだ。

 

 

石神千空を上司にした場合、

「この人は、いったい何をするんだろう」

「この人と一緒にいたら、何ができるんだろう」

という、ワクワク感、

いわゆる「好奇心」が満たされるんだ、と思った。

千空の「好奇心」と私の「好奇心」が合致している、

ともいえる。

 

もちろん、誰かを助けたい、とか

そういう気持ちでやっていることもわかってる。

でも、それよりも、

 

「ワクワク」

 

っていうのが、

いかに人(私)を動かすのか。

それがよくわかった。

 

 

アインシュタイン

「重要なのは、疑問を持ち続けること。

 知的好奇心は、それ自体に存在意義があるものだ」

とおっしゃったそうですが、

それは真実だ、と改めて感じたのでした。

 

 

■2つ目。自己犠牲がない。

 

石神千空は、誰も犠牲にしようとしない。

自分も含めて。

どうやったらみんなで生き残れるか。

それだけを考えて行動している。

それが敵であったとしても。

刺し違えるとか、相討ちとか、

相手も死ぬなら自分が死んでも本望、なんてことは

絶対に考えない。

 

それも、千空の好きなところ。

通常、ジャンプの戦いものだったら、

何かを守って自分が犠牲になることも多くて

それが涙を誘うわけです。

煉獄さんもそうだったし、

※煉獄さんはちょっと心持ちが違うかも。

 他に、どうすることもできなかったから。

宇髄さんだって、根底にあるのはそう。

「自分はどうでもいい」

 

 

自分を軽視しているとまでは言わないけれど

「自分を犠牲にして他を守る、それが、いいんだ」という

日本の風潮があることは認めるけれど、

私はそこに頑として「否!!!」を唱えたい。

 

亡くしてしまった、残された側の気持ちを

考えたことはあるのかい?!

 

あなたが周りを大切に思っているように、

周りもあなたを大切に思っている。

 

「もうあんな思いはさせない」と

炭治郎は何回も言うのだけれど、

本当にそうなのだ。

 

炭治郎が偉いと思うのはそこ。

「自分が生きていることで救われる人がいる」

ということをよくわかっている。

それは、技術的に、とか、鬼を狩るから、とかではなく、

「自分の存在が、人を救っている」

ということを、わかっている。

 

あ、私、炭治郎にも使われてもいいな(笑)

 

千空は、絶対に誰かを犠牲にしない。

犠牲にしようとしない。

自分も含めて。

そこを、絶対にあきらめない。

だから、安心できる。

千空が考えて考えて、自分たちもやれるだけやって、

それでも犠牲が出てしまったのなら、

もし、それでも自分が死んでしまったのなら、

それはそれで仕方ない。

 

そう思えるようなキャラなのです。

 

 

■3つ目。多様性を認めている。

 

千空は、むっちゃ頭がいいです。

頭脳明晰、合理主義。

 

ただ、まったく体力がありません。

ケンカも弱い。

 

だから、いつも友人に助けてもらっている。

周りがいないと何もできないことを知っている。

いや、一人で生きていたときもあるので

「頭脳だけでここまでいけんだな」という

「頭いい人最強説」は出るんですけど。

 

でも。

 

「いろんな奴がいる。

 それが『強さ』なんだよ」

 

というセリフがあります。

この人だったら、うまく使ってくれるんじゃないか。

こんな何もできない私でも、何かできるんじゃないか、

そう思わせてくれるんです。

 

まあ、

「そんなん、自分で見つけろよ、他人よがりかよ、情けない」

と言われるのは百も承知!!!

 

でも、本当に素敵なのよ。千空は。(語彙力!)

 

「命」も大事。

「その人の気持ち」も大事。

「それぞれの個性」も大事。

 

そんなことを言ってくれる人がいたら、

ついていくでしょ。

 

ようはさ、

 

「あなたはそのままで

 私に必要だ」

 

と言ってくれるのです。

 

これが

「自己肯定感が上がる」

っていうやつだと思う。

 

 

というわけで。

 

一番上司にしたいのは、

Dr.stoneの石神千空でしたー。

 

ちょっとでも興味を持たれたなら、

マンガでもアニメでもいいので、

ぜひ!!

3話から面白くなりますから!!(笑)

藤原啓治さんが最高です(泣)